【小学4年算数】2桁で割るわり算|筆算のやり方の要点まとめ

このページでは、小学4年生で学ぶ「2桁で割るわり算」について、要点をわかりやすくまとめています。2桁や3桁、4桁の数を2桁の数で割る筆算の方法、わり算の性質、整数倍の考え方など、理解を深めるためのポイントを解説しています。

2桁で割るわり算の基本

2桁で割るわり算では、まず0を消して計算できる場合があります。

0を消して計算できるわり算

【2桁で割るわり算】
【例】\(120\div20\)
(1)わる数とわられる数の\(0\)を同じ数だけ消す。
\(12\div2=6\)

【例】\(170\div30\)
(1)わる数とわられる数の\(0\)を同じ数だけ消す。
\(17\div3=5\)あまり\(2\)
(2)あまりが出た場合、消した\(0\)を元に戻す。
\(170\div30=5\)あまり\(20\)

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(100\div20\)
(2)\(360\div40\)
(3)\(100\div30\)
(4)\(350\div40\)

2桁÷2桁の筆算

【2桁\(\div\)2桁のわり算】
【例】\(39\div13\) \begin{array}{r} \textcolor{blue}{3}\phantom{.} \\[-3pt] 13\phantom{.}\enclose{longdiv}{3\phantom{.}9} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{\underline{3\phantom{.}9\phantom{.}}} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{0\phantom{.}} \end{array} (1)\(13\times2=26,13\times3=39,13\times4=52\)のように\(13\)をかけて\(39\)より小さくて近い数を探す。
(2)\(13\times3=39\)でちょうどわり切れるので、商に\(3\)を書く。
(3)\(39-39=0\)となるので、あまりはない。

【例】\(78\div23\) \begin{array}{r} \textcolor{blue}{3}\phantom{.} \\[-3pt] 23\phantom{.}\enclose{longdiv}{7\phantom{.}8} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{\underline{6\phantom{.}9\phantom{.}}} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{9\phantom{.}} \end{array} (1)\(23\times2=46,23\times3=69,23\times4=92\)のように\(23\)をかけて\(78\)より小さくて近い数を探す。
(2)\(23\times3=69\)が近い数なので、商に\(3\)を書く。
(3)\(78-69=9\)となるので、あまりは\(9\)。

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(72\div12\)
(2)\(60\div16\)

2桁で割る筆算の応用

3桁÷2桁の筆算

【3桁\(\div\)2桁のわり算】
【例】\(349\div42\) \begin{array}{r} \textcolor{blue}{8}\phantom{.} \\[-3pt] 42\phantom{.}\enclose{longdiv}{3\phantom{.}4\phantom{.}9} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{\underline{3\phantom{.}3\phantom{.}6\phantom{.}}} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{1\phantom{.}3\phantom{.}} \end{array} (1)\(34\div42\)ができないので、\(3\)や\(4\)の上に何も書かない。
(2)\(42\times7=294,42\times8=336,42\times9=378\)のように\(42\)をかけて\(349\)より小さくて近い数を探す。
(3)\(42\times8=336\)が近い数なので、商に\(8\)を書く。
(4)\(349-336=13\)となるので、あまりは\(13\)。

【例】\(736\div23\) \begin{array}{r} \textcolor{blue}{3}\phantom{.}\textcolor{purple}{2}\phantom{.} \\[-3pt] 23\phantom{.}\enclose{longdiv}{7\phantom{.}3\phantom{.}6} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{\underline{6\phantom{.}9\phantom{00}}} \\[-3pt] \textcolor{#880015}{4}\phantom{.}\textcolor{#004d40}{6}\phantom{.} \\[-3pt] \textcolor{purple}{\underline{4\phantom{.}6\phantom{.}}} \\[-3pt] \textcolor{purple}{0\phantom{.}} \end{array} (1)\(73\div23\)ができるので、\(3\)の上を計算する。
(2)\(23\times2=46,23\times3=69,23\times4=92\)のように\(23\)をかけて\(73\)より小さくて近い数を探す。
(3)\(23\times3=69\)が近い数なので、\(3\)の上に\(3\)を書く。
(4)\(73-69=4\)となるので、\(4\)を書く。
(5)\(6\)をおろす。
(6)\(23\times1=23,23\times2=46,23\times3=69\)のように\(23\)をかけて\(46\)より小さくて近い数を探す。
(7)\(23\times2=46\)が近い数なので、\(6\)の上に\(2\)を書き、\(46-46\)となるので、あまりはない。

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(326\div45\)
(2)\(405\div45\)
(3)\(686\div45\)
(4)\(512\div16\)

4桁÷2桁の筆算

【4桁\(\div\)2桁のわり算】
【例】\(6522\div27\) \begin{array}{r} 2\phantom{.}4\phantom{.}1\phantom{.} \\[-3pt] 27\phantom{.}\enclose{longdiv}{6\phantom{.}5\phantom{.}2\phantom{.}2} \\[-3pt] \underline{5\phantom{.}4\phantom{00}}\phantom{.0} \\[-3pt] 1\phantom{.}1\phantom{.}2\phantom{00} \\[-3pt] \underline{1\phantom{.}0\phantom{.}8\phantom{00}} \\[-3pt] 4\phantom{.}2\phantom{.} \\[-3pt] \underline{2\phantom{.}7\phantom{.}} \\[-3pt] 1\phantom{.}5\phantom{.} \end{array}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(2565\div45\)
(2)\(4521\div36\)

3桁で割るわり算の筆算(発展)

【3桁で割るわり算】
【例】\(726\div218\) \begin{array}{r} 3\phantom{.} \\[-3pt] 218\phantom{.}\enclose{longdiv}{7\phantom{.}2\phantom{.}6} \\[-3pt] \underline{6\phantom{.}5\phantom{.}4\phantom{.}} \\[-3pt] 7\phantom{.}2\phantom{.} \end{array}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(5112\div215\)
(2)\(3064\div815\)

わり算の性質

【わり算の性質】
【例】\(400\div25=1600\div100=16\)
(1)わる数とわられる数をそれぞれ\(4\)倍にする。
(2)わる数が\(100\)なので、桁を\(2\)つずらす。

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(950\div25\)
(2)\(8000\div250\)

整数倍の考え方

何倍になるかを求める(第1用法)

【例題】次の計算をしなさい。

(1)35kgは5kgの何倍か求めなさい。
(2)12ℓは3ℓの何倍か求めなさい。
(3)24mは8mの何倍か求めなさい。

何倍かの大きさを求める(第2用法)

【例題】次の計算をしなさい。

(1)30gの3倍を求めなさい。
(2)5ℓの8倍を求めなさい。
(3)15mの23倍を求めなさい。

もとにする大きさを求める(第3用法)

【例題】次の計算をしなさい。

(1)57kgは元の重さの3倍だった。元の重さを求めなさい。
(2)20ℓは元の水量の5倍だった。元の水量を求めなさい。
(3)48mは元の長さの6倍だった。元の長さを求めなさい。

練習問題・次の単元

2桁で割るわり算を学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

「2桁で割るわり算」を理解すると、筆算の計算力が身につき、小数や概数など小学4年で学ぶ内容にもスムーズにつながります。

よくある質問

【小学4年算数】2桁で割るわり算について、よくある質問をまとめています。

2桁で割るわり算はどうやって計算しますか?

2桁で割るわり算では、まず割る数に近い数を見つけて商の見当を立てます。筆算で1桁ずつ商を書き、かけ算・引き算を繰り返して計算します。

3桁や4桁の数を2桁で割るときのコツは?

上の位から順番に計算し、商の見当を立てて試しにかけ算をしながら確認することが大切です。基本的な筆算の流れは2桁で割る場合と同じです。

商の見当はどのように立てればよいですか?

割る数に1・2・3…をかけて、割られる数より小さく最も近い数を探します。見当が違った場合は商を修正しながら計算します。

あまりはどのように考えますか?

筆算の最後に残った数があまりです。あまりは必ず割る数より小さくなります。

わり算の性質とは何ですか?

わり算の性質とは、割る数と割られる数を同じ数倍または同じ数で割っても商が変わらないという性質です。この性質を利用すると計算を簡単にできる場合があります。