【小学5年算数】正多角形|辺・角度・周りの長さの要点まとめ

このページでは、小学5年生で学ぶ「正多角形」について、種類や長さ・角度の性質をわかりやすく解説しています。図形の特徴をしっかり理解して、問題に取り組む力を身につけましょう。

正多角形の性質

【多角形】
直線で囲まれた形を多角形という。
辺の長さが全部等しく、角の大きさも全部等しい多角形を正多角形という。

正多角形は「すべての辺が同じ長さ」で「すべての角が同じ大きさ」という2つの条件を満たす図形です。
たとえば、正方形は正多角形の一種です。ひし形は辺の長さは全部等しいですが、角の大きさが全部等しいとは限らないので、正多角形ではありません。

【ポイント】
正多角形の名前は「正」+「○角形」で表します。
・3辺 → 正三角形
・4辺 → 正方形(正四角形とも言います)
・5辺 → 正五角形
・6辺 → 正六角形
・8辺 → 正八角形
辺の数が増えるほど、形は円に近づいていきます。

【例題】次の正多角形の名前を答えなさい。

(1)
正三角形 3本の辺の長さがすべて等しく、3つの内角の大きさもすべて60度の三角形です。
(2)
正方形 4本の辺の長さがすべて等しく、4つの内角がすべて90度の四角形です。
(3)
正五角形 5本の辺の長さがすべて等しく、5つの内角の大きさもすべて等しい五角形です。
(4)
正六角形 6本の辺の長さがすべて等しく、6つの内角の大きさもすべて等しい六角形です。
(5)
正八角形 8本の辺の長さがすべて等しく、8つの内角の大きさもすべて等しい八角形です。

長さの性質

正多角形ではすべての辺の長さが等しいので、周りの長さ(周囲の長さ)は次の式で求められます。
周りの長さ = 1辺の長さ × 辺の数

【例題】次の問いに答えなさい。

(1)正五角形の\(1\)辺が\(3\)cmのとき、周りの長さを求めなさい。
(2)正八角形の\(1\)辺が\(2\)cmのとき、周りの長さを求めなさい。
(3)正六角形の周りの長さが\(24\)cmのとき、\(1\)辺の長さを求めなさい。

角度の性質

正多角形ではすべての内角の大きさが等しいです。
多角形の内角の和は、次の公式で求められます。
内角の和 = \((n-2)\times180^\circ\)(\(n\)は辺の数)
正多角形の場合、1つの内角は「内角の和 ÷ 辺の数」で求められます。

【補足】正三角形・正方形の1つの内角
・正三角形:\((3-2)\times180^\circ=180^\circ\) → \(180^\circ\div3=60^\circ\)
・正方形:\((4-2)\times180^\circ=360^\circ\) → \(360^\circ\div4=90^\circ\)

【例題】次の角度を答えなさい。

正方形を使った角度の問題 正方形の辺や対角線によってできる角度を考える図です。正方形の内角が90度であることをもとに、求める角度を考えます。 (1) (2)
(1)
(2)

正多角形のまとめ

よく出てくる正多角形の特徴を表にまとめました。覚えておくと便利です。

正多角形の特徴
名前 辺の数 1つの内角 周りの長さの求め方
正三角形 3 \(60^\circ\) 1辺 × 3
正方形 4 \(90^\circ\) 1辺 × 4
正五角形 5 \(108^\circ\) 1辺 × 5
正六角形 6 \(120^\circ\) 1辺 × 6
正八角形 8 \(135^\circ\) 1辺 × 8

【1つの内角の求め方】
内角の和 = \((n-2)\times180^\circ\) を計算し、その結果を辺の数で割ります。

・正三角形:\((3-2)\times180^\circ=180^\circ\) → \(180^\circ\div3=60^\circ\)
・正方形:\((4-2)\times180^\circ=360^\circ\) → \(360^\circ\div4=90^\circ\)
・正五角形:\((5-2)\times180^\circ=540^\circ\) → \(540^\circ\div5=108^\circ\)
・正六角形:\((6-2)\times180^\circ=720^\circ\) → \(720^\circ\div6=120^\circ\)
・正八角形:\((8-2)\times180^\circ=1080^\circ\) → \(1080^\circ\div8=135^\circ\)

練習問題・次の単元

正多角形を学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

正多角形の学習を終えたら、その他の重要な単元についても学習してみましょう。

よくある質問

【小学5年算数】正多角形について、よくある質問をまとめています。

正多角形とは何ですか?

正多角形とは、すべての辺の長さが等しく、すべての内角の大きさも等しい多角形のことです。

正多角形の角度にはどのような性質がありますか?

辺の数がn本の多角形の内角の和は、(n-2)×180°で求められます。正多角形ではすべての内角が等しいため、1つの内角の大きさは、内角の和を辺の数で割って求められます。

正多角形の辺の長さにはどのような性質がありますか?

正多角形では、すべての辺の長さが等しくなります。これは正多角形の定義に含まれる性質です。

正五角形の1つの内角は何度ですか?

正五角形の1つの内角は108°です。計算方法は、内角の和(5-2)×180°=540°を辺の数5で割って540°÷5=108°となります。

正多角形の周りの長さはどうやって求めますか?

正多角形ではすべての辺の長さが等しいので、周りの長さ=1辺の長さ×辺の数で求められます。例えば正六角形の1辺が4cmなら、4×6=24cmです。