【小学5年算数】円周の長さ|おうぎ形の要点まとめ

このページでは、小学5年算数で学ぶ「円周の長さ」について、円周率を使った計算方法や公式をわかりやすく解説しています。あわせておうぎ形の弧の長さの求め方も学び、円に関する問題に強くなりましょう。

円周の長さ

円の周りのことを円周といい、その長さを円周の長さと呼びます。

【円周率】
どんな大きさの円でも、円周\(\div\)直径は同じ値になる。この数を円周率といいます。
円周率は\(3.1415926535\cdots\)ですが、小学校の計算では通常、\(3.14\)を使います。
円周=直径\(\times\)円周率 円周と直径の関係 円の中心Oを通る直径と、円の周りを赤色で示した図。円周の長さは直径に円周率をかけて求める。 O 直径 円周

なぜ「直径×円周率」で求められるの?

どんな大きさの円でも、円周の長さは直径の約3.14倍になります。
これは実験で確かめられます。糸で円の周りを測って直径で割ると、いつもほぼ同じ値(約3.14)になるからです。
だから「円周 = 直径 × 3.14」という公式が使えます。

覚え方のコツ:円周率3.14は「さん・いち・よん」と覚えると忘れにくいです。
半径がわかっているときは、まず直径を求めてから計算しましょう(直径 = 半径 × 2)。

よくある間違い

  • 半径をそのまま直径として計算してしまう(例:半径5cmなのに5×3.14としてしまう)
  • 円周率を3や3.1で計算してしまう(小学校では原則3.14を使います)
  • 単位をつけ忘れる(答えは必ず「cm」などの単位を書く)

【例題】次の円の円周の長さを求めなさい。

(1)
円周の長さを求める問題1 直径が3cmの円。円周の長さを求める。 O 3cm
(2)
円周の長さを求める問題2 半径が5cmの円。中心Oから円周までの長さを示している。 O 5cm

おうぎ形

【おうぎ形と弧の長さ】
円を2本の半径と、その間の弧で囲んだ図形をおうぎ形といいます。
2本の半径がつくる角を中心角といいます。
円周全体に対する弧の長さの割合は、中心角が360度に占める割合と同じです。
弧の長さ = 円周 × 中心角 ÷ 360 おうぎ形と中心角 円の一部を切り取ったおうぎ形を示す図。2本の半径と弧、中心角の関係を確認する。 中心角

おうぎ形の弧の長さをイメージしよう

円全体を「360度のピザ」だと思うとわかりやすいです。
中心角が90度なら、ピザの4分の1。
中心角が180度なら、ピザの半分(半円)。

だから弧の長さは「円周全体 ×(中心角 ÷ 360)」で求めます。
周りの長さを求めるときは、弧の長さ + 2本の半径を忘れないようにしましょう。

よくある間違い

  • 中心角の割合を考えずに円周そのままを答えてしまう
  • 周りの長さを求める問題で、半径を1本しか足さない
  • 半円なのに「円周 ÷ 2」ではなく「円周」を使ってしまう

【例題】次の図形の周りの長さを求めなさい。

(1)
おうぎ形に関する問題1 直径6cm、中心角180度の半円。半円の弧の長さと直径を合わせた周りの長さを求める。 6cm
(2)
おうぎ形に関する問題2 半径4cm、中心角90度の4分の1円。弧の長さに2本の半径を加えて周りの長さを求める。 4cm

練習問題・次の単元

円周の長さを学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

円周の長さの学習を終えたら、その他の重要な単元についても学習してみましょう。

よくある質問

【小学5年算数】円周の長さについて、よくある質問をまとめています。

円周の長さはどうやって求めますか?

円周の長さは「直径 × 円周率」で求めます。円周率を3.14として計算する場合、直径が5cmの円の円周は、5 × 3.14 = 15.7cmです。

円周率とは何ですか?

円周率は、円周の長さが直径の何倍になっているかを表す数です。どの円でも、円周の長さを直径で割ると同じ値になり、その値は約3.14です。

おうぎ形とは何ですか?

おうぎ形は、円を2本の半径と、その間の弧で囲んだ図形です。ピザを切り分けたときの1切れのような形をしています。

おうぎ形の弧の長さはどう考えますか?

おうぎ形の弧の長さは、円全体の円周のうち、中心角が占める割合を使って考えます。例えば、中心角が90度なら、円周の4分の1が弧の長さになります。