分数のたし算
真分数のたし算
【真分数のたし算】
分数のたし算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{1}{3}+\frac{1}{6} &= \frac{2}{6}+\frac{1}{6} \\ &= \frac{3}{6} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}
【例題】次の計算をしなさい。
(1)\(\displaystyle \frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)
\(\displaystyle =\frac{8}{12}+\frac{3}{12}=\frac{11}{12}\)
(2)\(\displaystyle \frac{1}{6}+\frac{1}{12}\)
\(\displaystyle =\frac{2}{12}+\frac{1}{12}=\frac{3}{12}=\frac{1}{4}\)
帯分数のたし算
【帯分数のたし算】
帯分数のたし算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{7}{10}+3\frac{7}{15} &= \frac{17}{10}+\frac{52}{15} \\ &= \frac{51}{30}+\frac{104}{30} \\ &= \frac{155}{30} \\ &= \frac{31}{6}\end{align}
【例題】次の計算をしなさい。
(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)
\(\displaystyle =\frac{5}{3}+\frac{1}{4}=\frac{20}{12}+\frac{3}{12}=\frac{23}{12}\)
分数のひき算
真分数のひき算
【真分数のひき算】
分数のひき算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{4}{5}-\frac{7}{15} &= \frac{12}{15}-\frac{7}{15} \\ &= \frac{5}{15} \\ &= \frac{1}{3}\end{align}
【例題】次の計算をしなさい。
(1)\(\displaystyle \frac{7}{10}-\frac{3}{5}\)
\(\displaystyle =\frac{7}{10}-\frac{6}{10}=\frac{1}{10}\)
(2)\(\displaystyle \frac{5}{6}-\frac{1}{3}\)
\(\displaystyle =\frac{5}{6}-\frac{2}{6}=\frac{3}{6}=\frac{1}{2}\)
帯分数のひき算
【帯分数のひき算】
帯分数のひき算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{3}{10}-\frac{4}{5} &= \frac{13}{10}-\frac{4}{5} \\ &= \frac{13}{10}-\frac{8}{10} \\ &= \frac{5}{10} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}
【例題】次の計算をしなさい。
(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}-\frac{6}{7}\)
\(\displaystyle =\frac{5}{3}-\frac{6}{7}=\frac{35}{21}-\frac{18}{21}=\frac{17}{21}\)