【小学5年算数】8-3 分数のたし算、ひき算|要点まとめ

このページでは、小学5年生で学ぶ「分数のたし算・ひき算」について、通分のしかたや帯分数の計算方法などをわかりやすく解説しています。分数の計算が苦手な人も基本から理解できるよう構成されています。

分数のたし算の基本とやり方

真分数のたし算のやり方

【真分数のたし算】
分数のたし算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{1}{3}+\frac{1}{6} &= \frac{2}{6}+\frac{1}{6} \\ &= \frac{3}{6} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle \frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)
(2)\(\displaystyle \frac{1}{6}+\frac{1}{12}\)

帯分数のたし算のやり方

【帯分数のたし算】
帯分数のたし算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{7}{10}+3\frac{7}{15} &= \frac{17}{10}+\frac{52}{15} \\ &= \frac{51}{30}+\frac{104}{30} \\ &= \frac{155}{30} \\ &= \frac{31}{6}\end{align}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)

分数のひき算の基本とやり方

真分数のひき算のやり方

【真分数のひき算】
分数のひき算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{4}{5}-\frac{7}{15} &= \frac{12}{15}-\frac{7}{15} \\ &= \frac{5}{15} \\ &= \frac{1}{3}\end{align}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle \frac{7}{10}-\frac{3}{5}\)
(2)\(\displaystyle \frac{5}{6}-\frac{1}{3}\)

帯分数のひき算のやり方

【帯分数のひき算】
帯分数のひき算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{3}{10}-\frac{4}{5} &= \frac{13}{10}-\frac{4}{5} \\ &= \frac{13}{10}-\frac{8}{10} \\ &= \frac{5}{10} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}-\frac{6}{7}\)
次の学習に進もう!