【小学5年算数】分数のたし算、ひき算|通分・帯分数の要点まとめ

このページでは、小学5年生で学ぶ「分数のたし算・ひき算」について、通分のしかたや帯分数の計算方法などをわかりやすく解説しています。分数の計算が苦手な人も基本から理解できるよう構成されています。

分数のたし算の基本とやり方

真分数のたし算のやり方

【真分数のたし算】
分数のたし算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{1}{3}+\frac{1}{6} &= \frac{2}{6}+\frac{1}{6} \\ &= \frac{3}{6} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}
答えを約分すると、同じ大きさをより簡単な分数で表すことができます。

分母が異なる分数は、そのままでは分子をたすことができません。そこで、同じ大きさの分数に直して分母をそろえます。これが通分です。
\(\displaystyle \frac{1}{3}\)は\(\displaystyle \frac{2}{6}\)と同じ大きさなので、\(\displaystyle \frac{1}{3}\)を\(\displaystyle \frac{2}{6}\)に直して計算します。

分数の通分の考え方 3分の1と4分の1を通分して、12分の4と12分の3にする流れを示しています。 通分して分母をそろえる 1 3 + 1 4 4 12 + 3 12 ↓ ↓ = 7 12

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle \frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)
(2)\(\displaystyle \frac{1}{6}+\frac{1}{12}\)

帯分数のたし算のやり方

【帯分数のたし算】
帯分数のたし算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{7}{10}+3\frac{7}{15} &= \frac{17}{10}+\frac{52}{15} \\ &= \frac{51}{30}+\frac{104}{30} \\ &= \frac{155}{30} \\ &= \frac{31}{6} \\ &= 5\frac{1}{6}\end{align}

帯分数を仮分数に直す方法 1と3分の2を、整数1を3分の3に直して、3分の5にする流れを示しています。 帯分数を仮分数に直す 1と2/3 → 5/3 1 = 3/3 なので 3/3 + 2/3 = 5/3

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)

分数のひき算の基本とやり方

真分数のひき算のやり方

【真分数のひき算】
分数のひき算は、次のように求めます。
(1)分母が異なっているとき、通分してから計算する。
(2)答えが約分できるとき、簡単な分数に約分する。
\begin{align}\frac{4}{5}-\frac{7}{15} &= \frac{12}{15}-\frac{7}{15} \\ &= \frac{5}{15} \\ &= \frac{1}{3}\end{align}
答えを約分すると、同じ大きさをより簡単な分数で表すことができます。

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle \frac{7}{10}-\frac{3}{5}\)
(2)\(\displaystyle \frac{5}{6}-\frac{1}{3}\)

帯分数のひき算のやり方

【帯分数のひき算】
帯分数のひき算は、次のように求めます。
(1)帯分数は仮分数に直してから計算する。
(2)通分して分母を合わせる。
\begin{align}1\frac{3}{10}-\frac{4}{5} &= \frac{13}{10}-\frac{4}{5} \\ &= \frac{13}{10}-\frac{8}{10} \\ &= \frac{5}{10} \\ &= \frac{1}{2}\end{align}

【帯分数のひき算で、分数部分から引けない場合】
分数部分から引けないときは、整数部分の1を分数に直してから計算します。
例えば、\(\displaystyle 3\frac{1}{4}-1\frac{3}{4}\)では、\(\displaystyle 3\frac{1}{4}\)の\(3\)を\(2\)と\(\displaystyle \frac{4}{4}\)に分けます。
\(\displaystyle 3\frac{1}{4}=2\frac{5}{4}\)となるので、\(\displaystyle 2\frac{5}{4}-1\frac{3}{4}\)として計算できます。
\begin{align}3\frac{1}{4}-1\frac{3}{4} &= 2\frac{5}{4}-1\frac{3}{4} \\ &= 1\frac{2}{4} \\ &= 1\frac{1}{2}\end{align}

分数のひき算で1を借りる方法 2と4分の1から1と4分の3を引くとき、整数の1を4分の4に直して、1と4分の5として計算する流れを示しています。 分数部分から引けないときは「1を借りる」 2と1/4 ↓ 1を借りる 1と5/4 1 = 4/4 なので 1/4 + 4/4 = 5/4 1と5/4 − 1と3/4 = 1/2

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\displaystyle 1\frac{2}{3}-\frac{6}{7}\)

練習問題・次の単元

分数のたし算、ひき算を学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

「約分、通分」で学ぶ倍数や約数は、分数の通分や約分を理解するうえで役立つ大切な知識です。関連する単元もあわせて学習し、理解を深めましょう。

よくある質問

【小学5年算数】分数のたし算、ひき算について、よくある質問をまとめています。

分数のたし算では何をそろえる必要がありますか?

分数のたし算では、分母をそろえる必要があります。これを通分といいます。通分して分母が同じになったら、分子同士をたして計算します。

帯分数のたし算はどうやって計算しますか?

帯分数のたし算は、帯分数を仮分数に直してからたし算をします。計算後、必要があれば帯分数に直します。

分数のひき算も分母をそろえる必要がありますか?

はい。分数のひき算でも分母をそろえる必要があります。通分してから分子をひきます。