【小学6年算数】文字と式|表し方・代入の要点まとめ

このページでは、小学6年生で学ぶ「文字と式」について、基本から応用までわかりやすくまとめています。文字を使って数量や関係を表す方法、文字の値の求め方、2つの文字を使った式の作り方、そして文字に値を代入する計算まで、例や図を交えてていねいに解説しています。理解を深めながら、自信をもって問題に取り組める力を身につけましょう。

文字を使った式の表し方と意味

数量が決まっていないとき、その数量を文字(主に \(x\) や \(y\))で表します。文字を使うと、どんな数でも当てはまる一般的な式を作ることができます。

ポイント

  • 「1個 \(x\) 円のものを ○ 個買う」→ \(x\times○\)
  • 「代金」や「おつり」など、求めたい数量を式全体で表す
  • かけ算の記号(×)は省略せずに書くことが多い(小学校では)
文字を使った式のイメージ 1個x円のみかんを8個と120円の箱を買ったときの代金を、式x×8+120で表した図 x円 × 8 120円 = x×8+120
1個x円のみかんを8個と箱を買ったときの代金

【例題】次の文章について、\(x\)を使った式で表しなさい。

(1)\(1\)個\(x\)円のみかんを\(8\)個と\(120\)円の箱を買ったときの代金
(2)\(1\)個\(150\)円のトマト\(x\)個を\(1000\)円出して買ったときのおつり

文字の値を求める計算方法

文字を使った式が与えられたとき、式が表す数量の条件(合計金額など)から、文字が表す具体的な数を求めます。

考え方の手順

  1. まず「文字を使った式」を作る
  2. 式の値(合計など)がわかっているので、等式を作る
  3. 式を計算して文字の値を求める(逆算の考え方)
  4. 求めた値を元の式に代入して確認する
文字の値を求める逆算のイメージ x×8+120=600の等式から、逆算してxの値を求める手順を示した図 x × 8 + 120 = 600 逆算して x を求める
等式から文字の値を逆算するイメージ

【例題】同じ値段のチョコレートを\(8\)個買って\(120\)円の箱に入れたら、代金は\(600\)円でした。

(1)チョコレートの値段を\(x\)円として、代金が\(600\)円になる式を表しなさい。
(2)チョコレート\(1\)個の値段は、いくらか求めなさい。

2つの文字を使った式の作り方

変化する数量が2つあるときは、それぞれを違う文字(\(x\) と \(y\))で表します。一方の数量がもう一方にどう関係しているかを式で表すことが大切です。

ポイント

  • 「求める数量」を \(y\)、「もとになる数量」を \(x\) にすることが多い
  • 関係を「\(y =\) ○○」の形で書くとわかりやすい
  • 面積や代金など、公式や関係がはっきりしているものを練習すると理解しやすい
2つの文字を使った関係式のイメージ もとになる数xと求める数yの関係を、y=○○×x+△△の式で表すイメージ図 x もとになる数 y 求める数 y = ○○ × x + △△
x と y の関係を式で表す

【例題】次の文章について、\(x,y\)の関係式を表しなさい。

(1)\(1\)個\(x\)円のりんごを\(5\)個と\(100\)円の箱を買ったときの代金\(y\)円
(2)底辺の長さが\(x\)cm、高さが\(10\)cmの三角形の面積\(y\)㎠

文字に値を代入して計算する練習

「代入」とは、式の中の文字を具体的な数に置き換えて計算することです。文字の式が作れたら、実際の数を入れて答えを求める練習をしましょう。

ポイント

  • 文字の部分を数に置き換えるだけ。計算の順番はいつも通り
  • 逆に「代金がわかっているとき、文字の値を求める」ことも同じ関係式でできる
  • 代入したあとは必ず計算結果を確認する習慣をつける
文字に数を代入するイメージ 式y=x×5+250のxに90を代入してy=90×5+250にする様子を示した図 y = x × 5 + 250 → y = 90 × 5 + 250 x に 90 を代入
文字に具体的な数を入れて計算する(代入)

【例題】同じ値段のケーキ\(5\)個と\(250\)円のシュークリーム\(1\)個を買います。

(1)ケーキ\(1\)個の値段を\(x\)円、代金\(y\)円としたときの式を表しなさい。
(2)ケーキ\(1\)個の値段を\(90\)円としたとき、代金を求めなさい。
(3)代金が\(800\)円だったとき、ケーキ\(1\)個の値段を求めなさい。

練習問題・次の単元

文字と式を学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

「文字と式」の理解を深めたい人は、文字を使って数量の関係を表す学習に進んだりしてみましょう。

よくある質問

【小学6年算数】文字と式について、よくある質問をまとめています。

文字を使った式とは何ですか?

文字を使った式とは、数のかわりに文字を使って数量やその関係を表した式です。例えば、xに3を足した数は「x + 3」、yの2倍は「2y」と表せます。

文字の値を求めるにはどうすればいいですか?

問題で示された数量の関係や条件に当てはまる数を考え、文字が表す値を求めます。求めた値を元の式に当てはめ、条件に合っているか確認するとよいでしょう。

2つの文字を使って数量の関係を表すにはどうすればいいですか?

それぞれの文字が何を表すのかを決め、数量の関係を式にします。例えば、1個あたりx円の品物を5個買い、代金がy円になる場合は「y = 5x」と表せます。

文字に数を代入するとはどういう意味ですか?

文字に数を代入するとは、式の中の文字を指定された数に置き換えて計算することです。例えば、「2x + 3」でx = 4の場合、「2 × 4 + 3」として計算し、答えは11になります。