2-2 平方根の計算(要点)

平方根の乗法、除法

平方根の乗法、除法

【平方根の乗法、除法】

\(a\geqq0,b\geqq0\)のとき、
乗法:\(\sqrt{a}\sqrt{b}=\sqrt{ab}\)
除法:\(\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}}=\sqrt{\frac{a}{b}}\)

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(\sqrt{7}\sqrt{2}\)

(2)\(\sqrt{6}÷\sqrt{21}\)

平方根の簡略化

【平方根の簡略化】

\(a\geqq0,b\geqq0\)のとき、\(\sqrt{a^2b}=a\sqrt{b}\)

【例題】次の数を簡略化しなさい。

(1)\(\sqrt{12}\)

(2)\(\sqrt{0.05}\)

分母の有理化

【分母の有理化】

分母に根号が含まれているとき、分母と分子に同じ数をかけることで根号を含まない形に変形することを分母の有理化という。
\[\frac{3}{\sqrt{2}}=\frac{3\sqrt{2}}{\sqrt{2}\sqrt{2}}=\frac{3\sqrt{2}}{2}\]

【例題】次の数の分母を有理化しなさい。

(1)\(\frac{\sqrt{5}}{\sqrt{3}}\)

(2)\(\frac{2}{3\sqrt{6}}\)

平方根の近似値

【例題】\(\sqrt{5}=2.24\)とするとき、次の値を求めなさい。

(1)\(\sqrt{500}\)

(2)\(\frac{5}{4\sqrt{5}}\)

平方根の加法、減法

【平方根の加法、減法】

\(\sqrt{\ \ }\)の中が等しい数は、同類項と同じように計算することができる。
加法:\(m\sqrt{a}+n\sqrt{a}=(m+n)\sqrt{a}\)
減法:\(m\sqrt{a}-n\sqrt{a}=(m-n)\sqrt{a}\)

・\(\sqrt{\ \ }\)の中の数をできるだけ簡略化してから計算する。
・分母に根号を含む数は、分母を有理化してから計算する。

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(2\sqrt{5}+4\sqrt{5}\)

(2)\(7\sqrt{2}-4\sqrt{2}\)

(3)\(\sqrt{50}+\sqrt{18}\)

(4)\(\sqrt{8}+\sqrt{12}-3\sqrt{2}-\sqrt{3}\)

(5)\(\sqrt{18}-\frac{5}{\sqrt{2}}\)

平方根のいろいろな計算

【例題】次の計算をしなさい。

(1)\(3\sqrt{2}-2\sqrt{2}×\sqrt{10}\)

(2)\(\sqrt{6}(\sqrt{6}+\sqrt{2})\)

(3)\((\sqrt{3}+5)(\sqrt{3}-2)\)


【例題】\(a=\sqrt{3}-2\)のとき、\(a^2-4\)の値を求めなさい。

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1章 式の展開と因数分解 2章 平方根 3章 2次方程式 4章 関数 5章 相似な図形 6章 円 7章 三平方の定理 8章 標本調査
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