全数調査と標本調査
集団の性質を調べるために対象の全てについて行う調査を全数調査といい、対象の一部分を調べて全体を推測する調査を標本調査という。
母集団と標本
標本調査で調査の対象となる集団全体を母集団、調査するために取り出した一部分を標本という。
取り出した標本の数を標本の大きさ、標本の平均値を標本平均という。
取り出した標本の数を標本の大きさ、標本の平均値を標本平均という。
【例題】ある農家で1日に収穫した2000個のキャベツの中から、無作為に20個を取り出して重さを測ったところ、1.5kg以上のものが8個あった。
(1)標本の大きさを求めなさい。
20
(2)キャベツ2000個で1.5kgのキャベツが何個あるか推測しなさい。
標本とした20個に含まれる1.5kg以上の割合は\(\frac{8}{20}=\frac{2}{5}\)
よって、2000個のキャベツで1.5kg以上のキャベツは、
2000×\(\frac{2}{5}\)=800
【答】800個