2-3-2 二次関数とx軸の共有点(要点)

二次関数とx軸の共有点

【二次関数とx軸の共有点】

二次関数\(y=ax^2+bx+c\)のグラフと\(x\)軸が共有点をもつとき、その共有点の\(x\)座標は\(ax^2+bx+c=0\)の実数解である。

x


【例題】次の二次関数のグラフと\(x\)軸の共有点の座標を求めなさい。

(1)\(y=x^2-5x+4\)

(2)\(y=x^2-6x+9\)

二次関数とx軸の共有点の条件

【二次関数とx軸の共有点の条件】

二次関数\(y=ax^2+bx+c\)のグラフと\(x\)軸との位置関係は\(b^2-4ac\)で決まる。
(1)\(b^2-4ac > 0\)のとき、異なる2点で交わる。

x
(2)\(b^2-4ac = 0\)のとき、1点で接する。
x
(3)\(b^2-4ac < 0\)のとき、共有点をもたない。
x

放物線と\(x\)軸との共有点が2個のとき、放物線は\(x\)軸と交わるといい、その共有点を交点という。
放物線と\(x\)軸との共有点が1個のとき、放物線は\(x\)軸と接するといい、その共有点を接点という。

【例題】次の二次関数のグラフと\(x\)軸の共有点の個数を求めなさい。

(1)\(x^2+4x+3=0\)

放物線と直線

【放物線と直線】

二次関数\(y=ax^2+bx+c\)のグラフと直線\(y=mx+n\)の共有点の\(x\)座標は、\(ax^2+bx+c=mx+n\)の実数解と一致する。
放物線と直線の共有点の個数も判別式を使って同様に調べることができる。


【例題】次の放物線と直線の共有点の座標を求めなさい。

\(y=x^2-4x+5,y=x+1\)

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1-1 整式

1-2 数

1-3 一次不等式

1-4 集合と命題

2章 二次関数

2-1 関数とグラフ

2-2 二次関数の最大・最小

2-3 二次関数と方程式

2-4 二次関数と不等式

3章 図形と計量

3-1 鋭角の三角比

3-2 鈍角の三角比

3-3 正弦定理と余弦定理

3-4 図形の計量

4章 データの分析

4-1 統計資料の整理

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