1-1-5 恒等式(要点)

恒等式

【恒等式】

文字にどのような値を代入しても常に成り立つ等式を恒等式という。
\(A,B\)が\(x\)についての整式であるとき、
(1)\(A=0\)が恒等式ならば、\(A\)の各項の係数は全て\(0\)。
(2)\(A=B\)が恒等式ならば、\(A\)と\(B\)の各項の係数は全て等しい。


【例題】次の等式が\(x\)についての恒等式となるように、\(a,b,c\)の値を求めなさい。

(1)\(x^2+ax-5=(x-1)(x+b)\)

(2)\(x^3=(x-1)^3+a(x+1)^2+bx+c\)

(3)\(\displaystyle \frac{a}{x^2-1}=\frac{b}{x+1}-\frac{3}{x-1}\)

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1章 式と証明

1-1 式と計算

1-2 等式と不等式の証明

2章 複素数と方程式

2-1 複素数と二次方程式

2-2 高次方程式

3章 図形と方程式

3-1 点と直線

3-2 円と直線

3-3 軌跡と領域

4章 三角関数

4-1 三角関数

4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

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