6-1-2 導関数(要点)

導関数の定義

【導関数の定義】

関数\(f(x)\)の導関数\(f'(x)\)は
\(\displaystyle f'(x)=\lim_{h \to 0}\frac{f(x+h)-f(x)}{h}\)

関数\(f(x)\)の導関数\(f'(x)\)を求めることを\(f(x)\)を\(x\)について微分するという。

【例題】次の関数の導関数を定義に従って求めなさい。

(1)\(f(x)=3x+1\)

(2)\(f(x)=2x^2\)

微分の計算

【微分の計算】

(1)\((x^n)'=nx^{n-1}\)
(2)\((c)'=0\)

【微分の性質】

(1)\(\{kf(x)\}'=kf'(x)\)
(2)\(\{f(x)+g(x)\}'=f'(x)+g'(x)\)
(3)\(\{f(x)-g(x)\}'=f'(x)-g'(x)\)

【例題】次の関数を微分しなさい。

(1)\(y=x^2\)

(2)\(y=x^3\)

(3)\(y=5\)

(4)\(y=3x^2+2x-5\)

(5)\(y=-x^2+5x-8\)

(6)\(y=x^3-4x^2-8x-2\)

(7)\(\displaystyle y=\frac{2}{3}x^3+\frac{3}{2}x^2-\frac{1}{2}x+1\)

(8)\(y=(x-3)(x+5)\)

(9)\(y=3x(x-2)^2\)

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5章 指数関数と対数関数

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6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

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