6-3-1 不定積分(要点)

不定積分

【不定積分】

微分すると\(f(x)\)になる関数\(F(x)\)を原始関数という。
\(f(x)\)の原始関数は\(F(x)+C\)と表すことができる。これを\(\displaystyle \int f(x)dx\)で表し、\(f(x)\)の不定積分という。

\(F'(x)=f(x)\)のとき、
\(\displaystyle \int f(x)dx=F(x)+C\)
ただし、\(C\)は積分定数

\(f(x)\)の不定積分を求めることを積分するという。

【積分の計算】

\(\displaystyle \int x^ndx=\frac{1}{n+1}x^{n+1}+C\)

【積分の性質】

(1)\(\displaystyle \int kf(x)dx=k\int f(x)dx\)
(2)\(\displaystyle \int \{f(x)+g(x)\}dx=\int f(x)dx+\int g(x)dx\)
(3)\(\displaystyle \int \{f(x)-g(x)\}dx=\int f(x)dx-\int g(x)dx\)

【例題】次の不定積分を求めなさい。

(1)\(\displaystyle \int 6x^2dx\)

(2)\(\displaystyle \int(4x^2+8x)dx\)

(3)\(\displaystyle \int(2x^2-1)dx\)

積分定数の決定

【例題】\(f'(x)=3(x+2)^2,f(1)=2\)の条件をみたす関数\(f(x)\)を求めなさい。

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2-1 複素数と二次方程式

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4章 三角関数

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5章 指数関数と対数関数

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6章 微分と積分

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6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

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