1-1-2 場合の数(要点)

和の法則と積の法則

【和の法則】

2つの事柄\(A,B\)があり、\(A\)である場合が\(a\)通り、\(B\)である場合が\(b\)通りある。\(A\)と\(B\)は同時に起こらないとき、\(A\)または\(B\)である場合は、\(a+b\)通りである。

【積の法則】

2つの事柄\(A,B\)があり、\(A\)である場合が\(a\)通り、\(A\)であるそれぞれの場合に対して\(B\)である場合が\(b\)通りある。このとき、\(A\)かつ\(B\)である場合は、\(a\times b\)通りである。


【例題】次の問いに答えなさい。

(1)大小\(2\)個のさいころを同時に投げるとき、目の数の和が\(10\)以上となる場合は何通りか答えなさい。

(2)\(2\)つのさいころ\(A,B\)を同時に投げるとき、\(A\)の目が奇数で\(B\)の目が\(5\)以上である場合は何通りか答えなさい。

約数の個数と総和

【約数の個数と総和】

自然数\(N\)を素因数分解すると\(N=p^aq^br^c\)であるとき、\(N\)の約数の個数、総和は次のようになる。

正の約数の個数:\((a+1)(b+1)(c+1)\)
正の約数の総和:\((1+p+・・・+p^a)(1+q+・・・+q^b)(1+r+・・・+r^c)\)


【例題】次の問いに答えなさい。

(1)\(200\)の正の約数の個数を求めなさい。

(2)\(200\)の正の約数の和を求めなさい。

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1章 場合の数と確率

1-1 場合の数

1-2 確率

2章 整数の性質

2-1 整数の性質

2-2 ユークリッド互除法

2-3 整数の性質の活用

3章 図形の性質

3-1 三角形の性質

3-2 円の性質

3-3 作図

3-4 空間図形

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