- 1-1 式の計算
- 1-2 式の利用
- 2-1 連立方程式の解き方
- 2-2 連立方程式の利用
- 3-1 1次関数
- 3-2 1次関数と方程式
- 4-1 平行線と角
- 4-2 合同と証明
- 5-1 三角形
- 5-2 四角形
- 6-1 確率
- 7-1 データの活用
このページでは、中学2年で学ぶ「式の利用」について、わかりやすくまとめています。倍数・余り・連続数・自然数といった数の性質を文字式で表す方法や、等式の変形の基本を整理して解説しています。
【倍数】
\(n\)を整数としたとき、
偶数(\(2\)の倍数):\(2n\)
\(3\)の倍数:\(3n\)
\(4\)の倍数:\(4n\)
【余り】
\(n\)を整数としたとき、
奇数(\(2\)で割ると\(1\)余る数):\(2n+1\)
\(3\)で割ると\(1\)余る数:\(3n+1\)
\(7\)で割ると\(4\)余る数:\(7n+4\)
【連続数】
連続する自然数:\(n,n+1\)
連続する偶数:\(2n,2n+2\)
連続する奇数:\(2n+1,2n+3\)
【自然数】
十の位を\(a\)、一の位を\(b\)としたとき、
\(2\)桁の自然数:\(10a+b\)
百の位を\(a\)、十の位を\(b\)、一の位を\(c\)としたとき、
\(3\)桁の自然数:\(100a+10b+c\)
【等式の変形】
次のように、\(x,y\)についての等式を変形して、\(x\)の値を求めることを\(x\)について解くという。
\(y=2x+1\)
\(x\)について解くと、
\(\displaystyle x=\frac{y-1}{2}\)
【例題】次の式において、()内の文字について解きなさい。