- 1-1 式の計算
- 1-2 式の利用
- 2-1 連立方程式の解き方
- 2-2 連立方程式の利用
- 3-1 1次関数
- 3-2 1次関数と方程式
- 4-1 平行線と角
- 4-2 合同と証明
- 5-1 三角形
- 5-2 四角形
- 6-1 確率
- 7-1 データの活用
このページでは、中学2年数学の「確率」について解説しています。確率の基本的な考え方や公式、サイコロやコインを使った典型問題を通して、確率の基礎をわかりやすくまとめています。
【確率の求め方】
同じ条件で多数回の試みをしたとき、ある事柄が起こる相対度数が一定の値に近づくとき、この値を確率という。さいころを投げたとき、\(1\)から\(6\)まで同じ程度に期待できる。この場合、同様に確からしいという。
起こり得る全ての場合が全部で\(n\)通りで、そのどれが起こることも同様に確からしいとする。このとき、\(A\)が起こる場合が\(a\)通りであれば、\(A\)が起こる確率\(p\)は次のようになる。
\(\displaystyle p=\frac{a}{n}\)
確率\(p\)のとりうる範囲は
\(0\leqq p\leqq 1\)
必ず起こる事柄の確率は\(1\)であり、絶対起こらない事柄の確率は\(0\)である。
【樹形図】
上のような図を樹形図という。
起こりうる全ての場合が何通りあるか調べる時によく使われる。
【起こらない確率】
事柄\(A\)が起こらない確率は次のようになる。
(\(A\)が起こらない確率)\(=1-\)(\(A\)が起こる確率)