範囲
資料の中で一番大きな値と一番小さな値の差を散らばりの範囲という。
120以上とは、120か120より大きい。
120以下とは、120か120より小さい。
120未満とは、120より小さいく、120は入らない。
【例題】以下の10個の数について、問いに答えなさい。
152 | 140 | 134 | 145 | 138 |
124 | 139 | 147 | 152 | 130 |
(1)120以上130以下の数はどれか全て答えなさい。
【答】124,130
(2)130以上140未満の数はどれか全て答えなさい。
【答】130,134,138,139
代表値
代表値には平均値、中央値、最頻値などがある。
平均値
データの平均値を求める式は平均値=合計÷個数
中央値
データの大きさの順に並べたとき、中央にある値を中央値という。最頻値
データの中で最も多く出てくる値を最頻値という。【例題】以下の10個の数について、問いに答えなさい。
152 | 140 | 134 | 145 | 138 |
124 | 139 | 147 | 152 | 130 |
(1)データの合計を答えなさい。
【答】1401
(2)データの平均値を答えなさい。
【答】140.1
(3)データの中央値を答えなさい。
データを小さい順に並べると、
124,130,134,138,139,140,145,147,152,152
中央の値は139と140で平均をとると、139.5
【答】139.5
(4)データの最頻値を答えなさい。
152が2個あるので、
【答】152
ドットプロット
数直線上にデータをドット(点)で表した図をドットプロットという。
【例題】以下の10個の数について、ドットプロットで表しなさい。
8.9 | 9.2 | 8.6 | 9.1 | 8.7 |
9.3 | 8.5 | 9.0 | 8.9 | 9.0 |
度数分布表
数値をいくつかの範囲に区切って整理した表を度数分布表という。
データを整理するために用いる区間を階級という。
データを階級に分けたとき、それぞれの階級のデータの数を度数という。
階級(cm) | 度数(人) |
2 | |
140∼145 | 3 |
145∼150 | 4 |
150∼155 | 5 |
合計 | 14 |
【例題】以下の10個の数について、度数分布表で表しなさい。
120 | 137 | 148 | 139 | 149 |
130 | 132 | 142 | 134 | 150 |
階級 | 度数 |
130∼140 | |
140∼150 | |
150∼160 | |
合計 |
柱状グラフ
度数分布表をグラフ化したものを柱状グラフという。
ヒストグラムともいう。