2次関数
【2次関数】
\(y\)は\(x\)の関数で、 \[y=ax^2+b\ (aは定数)\] のように\(y\)が\(x\)の2次式で表されるとき、\(y\)は\(x\)の2次関数であるという。【例題】\(y\)が\(x\)の2乗に比例し、\(x=-2\)のとき\(y=24\)
(1)\(y\)を\(x\)の式で表しなさい。
\(y=6x^2\)
(2)\(x=3\)のとき、\(y\)の値を求めよ。
\(y=54\)
【2次関数】
\(y\)は\(x\)の関数で、 \[y=ax^2+b\ (aは定数)\] のように\(y\)が\(x\)の2次式で表されるとき、\(y\)は\(x\)の2次関数であるという。【例題】\(y\)が\(x\)の2乗に比例し、\(x=-2\)のとき\(y=24\)
(1)\(y\)を\(x\)の式で表しなさい。
\(y=6x^2\)
(2)\(x=3\)のとき、\(y\)の値を求めよ。
\(y=54\)
【2次関数のグラフ】
2次関数\(y=ax^2\)のグラフは、原点を頂点とする\(y\)軸について対称な放物線となる。
【\(y=ax^2\)のグラフの特徴】
(1)\(a\)の絶対値が大きいほど、グラフの開き方は小さくなる。
(2)\(a>0\)のとき、上に開いた放物線で\(x\)軸の上側にある。
(3)\(a<0\)のとき、下に開いた放物線で\(x\)軸の下側にある。
【例題】次の(1)~(3)に当てはまる関数を(a)~(h)の中から選びなさい。
(a)\(y=2x^2\) (b)\(y=-3x^2\) (c)\(y=4x^2\)
(d)\(y=-2x^2\) (e)\(y=-\frac{1}{3}x^2\) (f)\(y=\frac{1}{4}x^2\)
(g)\(y=-5x^2\) (h)\(y=\frac{2}{3}x^2\)
(1)グラフが\(x\)軸の上側にある。
(a),(c),(f),(h)
(2)グラフが\(y=3x^2\)のグラフと\(x\)軸について対称である。
(b)
(3)グラフの開き方が\(y=x^2\)のグラフより大きい。
(e),(f),(h)
関数\(y=ax^2\)において、\(a>0\)のとき、次のことがいえる。
関数\(y=ax^2\)において、\(a<0\)のとき、次のことがいえる。
グラフを描いたとき、横の範囲が\(x\)の変域、縦の範囲が\(y\)の変域になる。
【例題】それぞれの関数で\(x\)の変域があるとき、\(y\)の変域を求めなさい。
(1)\(y=\frac{1}{2}x^2 (-6 \leqq x \leqq -2)\)
\(-6 \leqq x \leqq -2\)の変域で
\(x=-6\)のとき、\(y\)の最大値18
\(x=-2\)のとき、\(y\)の最小値2
よって、
【答】\(2 \leqq y \leqq 18\)
(2)\(y=\frac{1}{4}x^2 (-8 \leqq x \leqq 4)\)
\(-8 \leqq x \leqq 4\)の変域で
\(x=-8\)のとき、\(y\)の最大値16
\(x=0\)のとき、\(y\)の最小値0
よって、
【答】\(0 \leqq y \leqq 16\)
(3)\(y=-x^2 (-1 \leqq x \leqq 4)\)
\(-1 \leqq x \leqq 4\)の変域で
\(x=0\)のとき、\(y\)の最大値0
\(x=4\)のとき、\(y\)の最小値-16
よって、
【答】\(-16 \leqq y \leqq 0\)
【例題】\(y=3x^2\)についてそれぞれの場合の変化の割合を求めなさい。
(1)\(x\)が-3から1まで変化するとき
\(x=-3\)のとき、\(y=27\)
\(x=1\)のとき、\(y=3\)
よって、
変化の割合\(=\frac{3-27}{1-(-3)}\)
【答】\(-6\)
(2)\(x\)が1から5まで変化するとき
\(x=1\)のとき、\(y=3\)
\(x=5\)のとき、\(y=75\)
よって、
変化の割合\(=\frac{75-3}{5-1}\)
【答】\(18\)