6-1 円と角(要点)

円周角と中心角

円Oにおいて、
∠APBを\(\stackrel{\huge\frown}{AB}\)対する円周角という。
∠AOBを\(\stackrel{\huge\frown}{AB}\)対する中心角という。
また、\(\stackrel{\huge\frown}{AB}\)を円周角∠APBに対するという。
A B O P 円周角 中心角

円周角の定理

【円周角の定理】

1つの弧に対する円周角は全て等しく、その弧に対する中心角の\(\frac{1}{2}\)に等しい。
A B O P
\[∠APB=\frac{1}{2}∠AOB\]

【例題】\(∠x\)の大きさを求めなさい。

(1)

O 35° x

(2)

O 30° x

直径に対する円周角の定理

【直径に対する円周角の定理】

直径(半円)に対する円周角は90°である。
A B O P
\[∠APB=90°\]

【例題】\(∠x\)の大きさを求めなさい。

O 34° x

円周角と弧

【円周角と弧】

(1)1つの円で、等しい円周角に対する弧は等しい。
(2)1つの円で、等しい弧に対する円周角は等しい。
A B C D O P Q
\[∠APB=∠CQDならば、\stackrel{\huge\frown}{AB}=\stackrel{\huge\frown}{CD}\]

円周角の定理の逆

【円周角の定理の逆】

2点P,Qが直線ABについて同じ側にあって、∠APB=∠AQBならば、
4点A,B,P,Qは1つの円周上にある。
A B P Q

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