2-1-1 確率変数と確率分布(要点)

確率変数と確率分布

【確率変数と確率分布】

袋から取り出した玉の個数のように、試行の結果によってある値をとり、その値をとる確率が定まる変数\(X\)を確率変数という。
確率変数\(X\)のとる値\(x_1,x_2,x_3,・・・,x_n\)と\(X\)がそれらの値をとる確率\(p_1,p_2,p_3,・・・,p_n\)の対応関係を確率分布という。
\(X\) \(x_1\) \(x_2\) \(x_3\) \(・・・\) \(x_n\)
\(P\) \(p_1\) \(p_2\) \(p_3\) \(・・・\) \(p_n\) 1
このとき、次のことが成り立つ。
\(p_1\geqq 0,p_2\geqq 0,p_3\geqq 0,・・・,p_1\geqq 0\)
\(p_1+p_2+p_3+・・・+p_n=1\)
確率変数\(X\)が1つの値\(a\)をとる確率を\(P(x=a)\)で表す。
また、\(X\)が\(a\)以上\(b\)以下の値をとる確率を\(P(a\leqq x\leqq b)\)で表す。

【例題】\(2\)つのさいころを同時に投げるとき、出る目の数の和\(X\)の確率分布を求めなさい。また、確率\(P(6\leqq X\leqq8)\)を求めなさい。


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1章 数列

1-1 等差数列と等比数列

1-2 いろいろな数列

1-3 数学的帰納法

2章 統計的な推測

2-1 確率分布

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