小数のわり算
小数のわり算
【小数のわり算】
商の小数点はわられる数の小数点にそろえて打つ。
【例】\(7.2\div4\)
\begin{array}{r} 1\textcolor{blue}{.}8 \\[-3pt] 4\enclose{longdiv}{7.2} \\[-3pt] \underline{4\phantom{00}} \\[-3pt] 3\phantom{.}2\phantom{.} \\[-3pt] \underline{3\phantom{.}2\phantom{.}} \\[-3pt] 0\phantom{.} \end{array} 計算して、商の小数点を移した小数点にそろえて打つ。【例題】次の計算をしなさい。
(1)0.9÷3
0.3
(2)0.28÷7
0.04
(3)0.08÷4
0.02
(4)9.6÷4
2.4
小数のわり算の余り
【小数のわり算の余り】
小数のわり算の余りは、わられる数の元の小数点の位置にそろえて打つ。
【例】一の位までの商と余りを求めなさい。
\(59.4\div4\)
\begin{array}{r} 1\phantom{.}4\phantom{00} \\[-3pt] 4\enclose{longdiv}{5\phantom{.}9.4} \\[-3pt] \underline{4\phantom{.000}} \\[-3pt] 1\phantom{.}9\phantom{00} \\[-3pt] \underline{1\phantom{.}6\phantom{00}} \\[-3pt] 3\textcolor{blue}{.}4 \\[-3pt] \end{array} わられる数の元の小数点の位置にそろえて打つ。【例題】小数第2位まで求めて、余りも出しなさい。
(1)5.6÷3
1.86あまり0.02
(2)9.58÷4
2.39あまり0.02
(3)6.99÷13
0.53あまり0.1
わり切れるまでのわり算
【わり切れるまでのわり算】
わり切れるまでのわり算は、次のように求めます。
(1)計算していて、おろす数がないとき、0を付け足す。
(2)1の位の後ろには、小数点が隠れている。
【例】\(28.4\div8\)
\begin{array}{r} 3\textcolor{red}{.}5\phantom{.}5 \\[-3pt] 8\enclose{longdiv}{2\phantom{.}8.4\phantom{.0}} \\[-3pt] \underline{2\phantom{.}4\phantom{.000}} \\[-3pt] 4\phantom{.}4\phantom{00} \\[-3pt] \underline{4\phantom{.}0\phantom{00}} \\[-3pt] 4\phantom{.}\textcolor{blue}{0}\phantom{.} \\[-3pt] \underline{4\phantom{.}0\phantom{.}} \\[-3pt] 0\phantom{.} \end{array} (1)おろす数がないとき、0を付け足す。(2)1の位の後ろには、小数点が隠れている。
【例題】わり切れるまで計算をしなさい。
(1)3.2÷5
0.64
(2)8.7÷6
1.45
(3)9.1÷4
2.275
(4)5.32÷8
0.665
概数のわり算
【概数のわり算】
概数のわり算は、次のように求めます。
(1)四捨五入で小数第1位(\(\frac{1}{10}\)の位)までの概数を求める場合、小数第2位(\(\frac{1}{100}\)の位)まで求めて、四捨五入する。
(2)四捨五入で1の位までの概数を求める場合、小数第1位(\(\frac{1}{10}\)の位)まで求めて、四捨五入する。
(3)上から2桁の概数を求める場合、上から3桁まで求めて、四捨五入する。
(4)上から1桁の概数を求める場合、上から2桁まで求めて、四捨五入する。
【例題】商は四捨五入して小数第1位までの概数を求めなさい。
(1)5.8÷4
1.5
(2)5÷9
0.6