【小学5年算数】整数と小数|10倍・1/10倍の要点まとめ

このページでは、小学5年生で学ぶ「整数と小数」について、わかりやすくまとめています。整数や小数を10倍、100倍、1000倍したとき、また1/10倍、1/100倍、1/1000倍したときの数字の変化や、小数点の動きについて、図を使ってていねいに解説しています。練習問題もあるので、理解を深めながらしっかり確認してみましょう。

整数と小数の10倍・100倍・1000倍の関係

数を10倍、100倍、1000倍すると、数の大きさはそれぞれ10倍、100倍、1000倍になります。これは、数の位が左へ移っていくことと関係しています。

【整数と小数の10倍、100倍、1000倍】
10倍すると、それぞれの数字の表す位が1つ上がります。結果として、小数点が右に1桁移動したように見えます。
100倍すると、それぞれの数字の表す位が2つ上がります。結果として、小数点が右に2桁移動したように見えます。
1000倍すると、それぞれの数字の表す位が3つ上がります。結果として、小数点が右に3桁移動したように見えます。

例えば、3.4を10倍すると34、100倍すると340、1000倍すると3400になります。
10倍するごとに、十の位や百の位など、より大きな位へ数が移っていくことを意識しましょう。

なぜ小数点の位置が変わるの?

10倍すると、それぞれの位の数が1つ上の位へ移ります。
例えば、3.4の「3」は一の位、「4」は十分の位です。3.4を10倍すると34となり、「3」は十の位、「4」は一の位になります。

つまり、小数点そのものが動いて数が変わるというより、数の位が変化した結果として、小数点の位置が変わったように見えると考えると理解しやすくなります。

【例題】次の数を答えなさい。

(1)\(3.26\)を\(10\)倍した数
(2)\(2.47\)を\(100\)倍した数
(3)\(0.038\)を\(1000\)倍した数

整数と小数の1/10倍、1/100倍、1/1000倍の関係

数を\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍すると、数の大きさはそれぞれ\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍になります。これは、数の位が右へ移っていくことと関係しています。

【整数と小数の\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍、\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍】
\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍すると、それぞれの数字の表す位が1つ下がります。結果として、小数点が左に1桁移動したように見えます。
\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍すると、それぞれの数字の表す位が2つ下がります。結果として、小数点が左に2桁移動したように見えます。
\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍すると、それぞれの数字の表す位が3つ下がります。結果として、小数点が左に3桁移動したように見えます。

例えば、34を\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍すると3.4、\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍すると0.34、\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍すると0.034になります。
\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍するごとに、\(\displaystyle \frac{1}{10}\)の位や\(\displaystyle \frac{1}{100}\)の位など、より小さな位へ数が移っていくことを意識しましょう。

【例題】次の数を答えなさい。

(1)\(36.9\)を\(\displaystyle \frac{1}{10}\)倍した数
(2)\(20.4\)を\(\displaystyle \frac{1}{100}\)倍した数
(3)\(57.8\)を\(\displaystyle \frac{1}{1000}\)倍した数

0がある数を10倍・100倍するとき

10倍や100倍をするとき、答えに0がつく場合があります。例えば、5を10倍すると50、100倍すると500になります。

0をただ付け足すと覚えるのではなく、一の位、十の位、百の位などの位が変わっていることを確認しましょう。

\(5\times10=50\)

\(5\times100=500\)

\(5\times1000=5000\)

練習問題・次の単元

整数と小数を学んだら、練習問題で理解を確認しましょう。

関連する学習内容

「整数と小数」を学ぶと、数の大きさや位のしくみを正しく理解できるようになります。あわせて学習して、数の見方や考え方をさらに深めましょう。

よくある質問

【小学5年算数】整数と小数について、よくある質問をまとめています。

整数と小数の10倍とはどういう意味ですか?

ある整数や小数を10倍すると、数が10倍になります。小数点の位置は1つ右に移り、例えば、3.4を10倍すると34になります。

1/10倍にすると小数点はどうなりますか?

1/10倍すると、数は10分の1になります。小数点の位置は1つ左に移り、例えば、50を1/10倍すると5になります。

整数と小数の10倍・1/10倍の関係はどこで使いますか?

整数や小数を10倍・1/10倍する計算は、数の大きさや位の変化を考えるときに使います。また、単位の関係を考える場面などにも役立ちます。

100倍・1000倍すると小数点はどうなりますか?

100倍すると小数点の位置は2つ右へ、1000倍すると3つ右へ移ります。例えば、3.4を100倍すると340、1000倍すると3400になります。