【高校数学C】3-1-4 複素数と図形|要点まとめ

このページでは、高校数学C「複素数と図形」について整理します。複素数を平面上の点として表す方法や、複素数と図形の関係、2直線のなす角を求める考え方をわかりやすくまとめました。

複素数の点の表し方

【複素数の内分点、外分点】
\(2\)点\(A(\alpha),B(\beta)\)を結ぶ線分\(AB\)があるとき、
(1)\(m:n\)に内分する点は\(\displaystyle \frac{n\alpha+m\beta}{m+n}\)
(2)\(m:n\)に外分する点は\(\displaystyle \frac{-n\alpha+m\beta}{m-n}\)
(3)中点は\(\displaystyle \frac{\alpha+\beta}{2}\)

【複素数の重心】
\(3\)点\(A(\alpha),B(\beta),C(\gamma)\)を頂点とする\(△ABC\)の重心は、
\(\displaystyle \frac{\alpha+\beta+\gamma}{3}\)

【例題】\(2\)点\(P(-1+5i),Q(5+2i)\)を結ぶ線分\(PQ\)に対して、次のような点の複素数を求めなさい。

(1)\(1:2\)で内分する点
(2)\(1:2\)で外分する点
(3)中点
【例題】\(3\)点\(A(-1+5i),B(5+2i),C(2-4i)\)を頂点とする\(△ABC\)の重心の複素数を求めなさい。

複素数と図形の関係

【円】
\(|z-\alpha|=r\)を満たす点\(z\)の描く図形は、点\(A(\alpha)\)を中心とする半径\(r\)の円である。

【垂直二等分線】
\(|z-\alpha|=|z-\beta|\)を満たす点\(z\)の描く図形は、\(2\)点\(A(\alpha),B(\beta)\)を結ぶ線分\(AB\)の垂直二等分線である。

【例題】次の方程式を満たす点\(z\)の描く図形を求めなさい。

(1)\(|3z-4+5i|=6\)
(2)\(|z-2|=|z+3i|\)
(3)\(|z|=2|z+3i|\)

複素数を用いた2直線のなす角

【2直線のなす角】
異なる\(3\)点\(A(\alpha),B(\beta),C(\gamma)\)について、
\(\displaystyle \angle BAC=\arg\frac{\gamma-\alpha}{\beta-\alpha}\)

【3点が一直線上にある条件】
異なる\(3\)点\(A(\alpha),B(\beta),C(\gamma)\)について3点が一直線上にあるならば、
\(\displaystyle \frac{\gamma-\alpha}{\beta-\alpha}\)が実数である。

【2直線の垂直条件】
異なる\(3\)点\(A(\alpha),B(\beta),C(\gamma)\)について\(AB\perp AC\)ならば、
\(\displaystyle \frac{\gamma-\alpha}{\beta-\alpha}\)が純虚数である。

【例題】\(3\)点\(A(2+3i),B(-1+2i),C(-i)\)のとき、\(\angle BAC\)を求めなさい。

【例題】\(3\)点\(A(2+3i),B(-1+2i),C(a+i)\)のとき、次の条件を満たす\(a\)の値を求めなさい。

(1)\(A,B,C\)が一直線上にある
(2)\(AB\perp AC\)
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