【高校数学C】4-1-2 楕円|要点まとめ

このページでは、高校数学Cの「楕円」について整理します。長軸・短軸・中心・焦点などの基本概念をわかりやすく解説し、問題演習に活用できる基礎力を養います。

楕円の基本概念

【楕円】
平面上の\(2\)点\(F,F'\)からの距離の和が等しい点の軌跡を楕円といい、\(F,F'\)を焦点という。 楕円の説明図(1) O x y F F' A A' B B' \(2\)つの焦点\(F,F'\)を結ぶ線分の中点\(O\)を楕円の中心という。
\(4\)点\(A,A',B,B'\)を楕円の頂点といい、\(2\)つの線分\(AA',BB'\)の長い線分を長軸、短い線分を短軸という。

【楕円\(\displaystyle \frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1\)の方程式】
●\(a>b\)のとき
・頂点は\((a,0),(-a,0),(0,b),(0,-b)\)
・焦点は\((\sqrt{a^2-b^2},0),(-\sqrt{a^2-b^2},0)\)
・中心は原点、長軸の長さは\(2a\)、短軸の長さは\(2b\)
・\(x\)軸、\(y\)軸、原点に関して対称
・楕円上の点から\(2\)つの焦点までの距離の和は\(2a\) 楕円の説明図(2) O x y F F' a -a b -b ●\(b>a\)のとき
・頂点は\((a,0),(-a,0),(0,b),(0,-b)\)
・焦点は\((0,\sqrt{b^2-a^2}),(0,-\sqrt{b^2-a^2})\)
・中心は原点、長軸の長さは\(2b\)、短軸の長さは\(2a\)
・\(x\)軸、\(y\)軸、原点に関して対称
・楕円上の点から\(2\)つの焦点までの距離の和は\(2b\) 楕円の説明図(3) O x y F F' a -a b -b

【例題】次の楕円の方程式の頂点、焦点、長軸、短軸を求めなさい。また、グラフも描きなさい。

(1)\(\displaystyle \frac{x^2}{9}+\frac{y^2}{4}=1\)
(2)\(\displaystyle x^2+\frac{y^2}{4}=1\)

【例題】次の楕円の方程式を求めなさい。

(1)焦点が\((2,0),(-2,0)\)で\(2\)点からの距離の和が\(6\)
(2)焦点が\((0,3),(0,-3)\)で\(2\)点からの距離の和が\(10\)
【例題】円\(x^2+y^2=16\)を\(x\)軸を基準として\(y\)軸方向に\(\displaystyle \frac{3}{4}\)倍すると、どのような曲線になるか答えなさい。
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