4-2-2 極座標と直交座標(要点)

極座標と直交座標

【直交座標】

平面上の点\(P\)は座標\((x,y)\)により定まる。これを点\(P\)の直交座標という。

【極座標】

線分\(OP\)の長さ\(r\)、\(OX\)と\(OP\)のなす角\(\theta\)で座標\((r,\theta)\)により定まる。これを点\(P\)の極座標という。
点\(O\)を、角\(\theta\)を偏角、半直線\(OX\)を始線という。

O P X r θ

【極座標と直交座標の関係】

点\(P\)の極座標\((r,\theta)\)と直交座標\((x,y)\)には、次の関係が成り立つ。
\(x=r\cos\theta\)
\(y=r\sin\theta\)
\(r=\sqrt{x^2+y^2}\)


【例題】次の座標を図に表しなさい。

(1)\(\displaystyle A\left(2,\frac{\pi}{6}\right)\)

(2)\(\displaystyle B\left(3,\frac{5}{6}\pi\right)\)

(3)\(\displaystyle C\left(1,-\frac{\pi}{2}\right)\)

O x y

【例題】次の極座標の直交座標を求めなさい。

(1)\(\displaystyle \left(2,\frac{3}{4}\pi\right)\)

(2)\(\displaystyle \left(1,-\frac{\pi}{3}\right)\)


【例題】次の直交座標の極座標を求めなさい。ただし、\(0\leqq\theta<2\pi\)とする。

(1)\((1,-1)\)

(2)\((-\sqrt{3},1)\)

(3)\((-3,0)\)

1章 平面上のベクトル

1-1 平面上のベクトル

1-2 ベクトルと図形

2章 空間のベクトル

2-1 空間のベクトル

3章 複素数平面

3-1 複素数平面

4章 式と曲線

4-1 二次曲線

4-2 媒介変数表示と極座標

1章 平面上のベクトル

1-1 平面上のベクトル

1-2 ベクトルと図形

2章 空間のベクトル

2-1 空間のベクトル

3章 複素数平面

3-1 複素数平面

4章 式と曲線

4-1 二次曲線

4-2 媒介変数表示と極座標

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