1-1-1 分数関数(要点)

分数関数

【分数関数\(\displaystyle y=\frac{k}{x}(k\neq0)\)のグラフ】

\(\displaystyle y=\frac{k}{x}(k\neq0)\)は\(x\)と\(y\)が反比例の関係にあり、直角双曲線と呼ばれる曲線である。

・\(k>0\)のとき
x y O
・\(k<0\)のとき
x y O
・関数\(\displaystyle y=\frac{k}{x}\)の定義域は\((x\neq0)\)、値域は\((y\neq0)\)
・グラフは原点に関して対称
・\(k>0\)のとき第\(1,3\)象限にあり、\(k<0\)のとき第\(2,4\)象限にある
・漸近線は\(x\)軸、\(y\)軸


【分数関数\(\displaystyle y=\frac{k}{x-p}+q(k\neq0)\)のグラフ】

・関数\(\displaystyle y=\frac{k}{x-p}+q\)のグラフは\(\displaystyle y=\frac{k}{x}\)のグラフを\(x\)軸方向に\(p\)、\(y\)軸方向に\(q\)だけ平行移動したものである。
・関数\(\displaystyle y=\frac{k}{x-p}+q\)の定義域は\((x\neq p)\)、値域は\((y\neq q)\)
・漸近線は\(2\)直線\(x=p\)、\(y=q\)


【例題】次の関数のグラフを描きなさい。

(1)\(\displaystyle y=\frac{3}{x-2}+1\)

(2)\(\displaystyle y=\frac{2x}{x+3}\)


【例題】次の不等式を解きなさい。

\(\displaystyle \frac{4}{x-1}<3x-2\)

1章 関数

1-1 関数

2章 極限

2-1 数列の極限

2-2 関数の極限

3章 微分法

3-1 導関数

4章 微分法の応用

4-1 導関数の応用

5章 積分法

5-1 不定積分

5-2 定積分

6章 積分法の応用

6-1 積分法の応用

1章 関数

1-1 関数

2章 極限

2-1 数列の極限

2-2 関数の極限

3章 微分法

3-1 導関数

4章 微分法の応用

4-1 導関数の応用

5章 積分法

5-1 不定積分

5-2 定積分

6章 積分法の応用

6-1 積分法の応用

当サイトに一言
このサイトは個人で作成しており、閲覧者からのコメントを元にサイトの改善、精度を上げていきたいと考えています。
質問・問題のミス・改善要望、問い合わせがあればご連絡ください。

名前[必須]

メールアドレス[必須](メールアドレスが公開されることはありません。)

コメント