【高校数学Ⅲ】6-1-3 曲線の長さ|要点まとめ

このページでは、高校数学Ⅲの「曲線の長さ」について整理しています。道のりや定積分を用いた曲線の長さの求め方を、例題を通して基礎から応用までわかりやすく解説します。入試問題にも対応できる実践力を養いましょう。

道のりの基本概念

【直線上の道のり】
直線上の運動で速度\(v=f(t)\)とし、時刻\(t_1\)から\(t_2\)までの間に動いた道のり\(s\)は
\(\displaystyle s=\int_{t_1}^{t_2}|v|dt\)

【平面上の道のり】
平面上の運動で速度\(\displaystyle \vec{v}=\left(\frac{dx}{dt},\frac{dy}{dt}\right)\)とし、時刻\(t_1\)から\(t_2\)までの間に動いた道のり\(s\)は
\(\displaystyle s=\int_{t_1}^{t_2}|\vec{v}|dt=\int_{t_1}^{t_2} \sqrt{\left(\frac{dx}{dt}\right)^2+\left(\frac{dy}{dt}\right)^2}dt\)

【例題】次の道のりを答えなさい。

(1)直線上の運動で速度\(v(t)=10-2t\)のとき、\(t=1\)から\(t=3\)までの間に動いた道のり\(s\)
(2)平面上の運動で速度\(x=\cos t,y=\sin t\)のとき、点\((x,y)\)が\(t=0\)から\(t=2\)までの間に動いた道のり\(s\)

定積分を用いた曲線の長さの求め方

【媒介変数で表された曲線の長さ】
曲線\(x=f(t),y=g(t)\)の長さ\(s\)は
\(\displaystyle s=\int_{t_1}^{t_2} \sqrt{\left(\frac{dx}{dt}\right)^2+\left(\frac{dy}{dt}\right)^2}dt\)

【関数で表された曲線の長さ】
曲線\(y=f(x)\)の長さ\(s\)は
\(\displaystyle s=\int_a^b \sqrt{1+\left(\frac{dy}{dx}\right)^2}dx\)

【例題】次の曲線の長さ\(s\)を求めなさい。

(1)アステロイド\(\displaystyle x=\cos^3\theta,y=\sin^3\theta\left(0\leqq\theta\leqq\frac{\pi}{2}\right)\)
(2)曲線\(\displaystyle y=\frac{1}{2}(e^x+e^{-x})(-1\leqq x\leqq 1)\)
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