【高校数学A】3-1-2 三角形の五心|要点まとめ

このページでは、高校数学Aの「三角形の五心」について解説しています。外心・内心・重心・垂心・傍心の位置や性質を整理し、外接円・内接円・傍心円との関係もわかりやすくまとめました。図や例題を通して理解を深められる内容で、定期テストや入試問題の対策にも活用できます。

外心と外接円

【外心】
\(△ABC\)の\(3\)つの辺の垂直二等分線は\(1\)点\(O\)で交わる。この点\(O\)を外心という。
点\(O\)は\(△ABC\)の\(3\)つの頂点から等距離にあり、点\(O\)を中心に\(3\)つの頂点を通る円がある。この円を\(△ABC\)の外接円という。 外心の説明図 O A B C

【例題】次の図の\(x,y\)の値を求めなさい。ただし、点\(O\)は\(△ABC\)の外心である。
外心の問題図 O A B C 20° 35° x y

内心と内接円

【内心】
\(△ABC\)の\(3\)つの内角の二等分線は\(1\)点\(I\)で交わる。この点\(I\)を内心という。
点\(I\)を中心とし、\(△ABC\)の\(3\)つの辺に接する円がある。この円を\(△ABC\)の内接円という。 内心の説明図 I A B C

【例題】次の図の\(x,y\)の値を求めなさい。ただし、点\(I\)は\(△ABC\)の内心である。
内心の問題図 I A B C 20° 40° x y

重心の性質

【重心】
\(△ABC\)の\(3\)つの中線は\(1\)点\(G\)で交わる。この点\(G\)を重心という。
点\(G\)は中線を\(2:1\)に内分する。 重心の説明図 G A B C

【例題】点\(G\)は\(△ABC\)の重心で、辺\(PQ\)は点\(G\)を通る。\(BC//PQ,BD=3,GD=2\)のとき、次の問いに答えなさい。

重心の問題図 G A B C D P Q
(1)\(AG,GQ\)の値を求めなさい。
(2)\(△APG\)と\(△ABC\)の面積比を求めなさい。

垂心の性質

【垂心】
\(△ABC\)の各頂点からそれぞれの対辺またはその延長上に引いた\(3\)つの垂線は\(1\)点\(H\)で交わる。この点\(H\)を垂心という。 垂心の説明図 H A B C

【例題】次の図の\(x\)の値を求めなさい。ただし、点\(H\)は\(△ABC\)の垂心である。
垂心の問題図 H A B C D E 40° x

傍心と傍心円

【傍心】
\(△ABC\)の\(1\)つの内角の二等分線と他の\(2\)つの外角の二等分線は\(1\)点\(I\)で交わる。この点\(I\)を傍心という。
点\(I\)を中心とし、\(△ABC\)に接する円がある。この円を\(△ABC\)の傍接円という。
\(1\)つの三角形に対して、傍心・傍接円が\(3\)個ずつ存在する。 傍心の説明図 I A B C

次の学習に進もう!