3-2-3 2つの円(要点)

位置関係と共通接線

【円の位置関係と共通接線】

\(2\)つの円で、大きい円の半径を\(R\)、小さい円の半径を\(r\)、中心間の距離を\(d\)とするとき、\(2\)つの円の位置関係は\(5\)つに分類できる。

(1)\(d>R+r\)
R r
外部にある。
共通接線は\(4\)本

(2)\(d=R+r\)
R r
外接する。
共通接線は\(3\)本

(3)\(R-r< d< R+r\)
d
\(2\)点で交わる。
共通接線は\(2\)本

(4)\(d=R-r\)
d
内接する。
共通接線は\(1\)本

(5)\(d< R-r\)
d
内部にある。
共通接線は\(0\)本

【例題】半径が\(8\)と\(10\)の\(2\)つの円の中心間の距離が次のような場合、円の位置関係はどうなるか答えなさい。また、共通接線は何本あるか答えなさい。

(1)\(16\)

(2)\(18\)

(3)\(20\)

共通接線の長さ

【例題】線分\(AB\)の長さを求めなさい。ただし、直線\(AB\)は円\(O,O'\)の共通接線で\(A,B\)は接点である。

(1)円\(O\)の半径が\(5\)、円\(O'\)の半径が\(3\)、\(OO'\)が\(12\)

O O' A B

(2)円\(O\)の半径が\(5\)、円\(O'\)の半径が\(3\)、\(OO'\)が\(12\)

O O' A B

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1章 場合の数と確率

1-1 場合の数

1-2 確率

2章 整数の性質

2-1 整数の性質

2-2 ユークリッド互除法

2-3 整数の性質の活用

3章 図形の性質

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3-2 円の性質

3-3 作図

3-4 空間図形

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