【線形代数】5-4-3 有限個のベクトルで生成される部分空間|要点まとめ

大学数学の線形代数における「有限個のベクトルで生成される部分空間」の求め方について解説します。ベクトル群の一次結合による空間の定義から、行列の行基本変形を用いて基底と次元を導く一連の流れを、具体的な例題と丁寧な解答付きで効率よく確認できます。

有限個のベクトルで生成される部分空間

【ベクトルから生成される部分空間】
\(\mathbb{K}\)上のベクトル空間\(V\)のベクトル\(v_1,v_2,\cdots,v_k\)の一次結合によって表されるベクトル全体からなる集合を
\(\langle v_1,v_2,\cdots,v_k\rangle\)
\(\ \ =\{x_1v_1+x_2v_2+\cdots+x_kv_k|x_j\in\mathbb{K}(j=1,\cdots,k)\}\)
で表し、\(v_1,v_2,\cdots,v_k\)で生成される\(V\)の部分空間という。

【例題】\(v_1,v_2,v_3\in\mathbb{R}^3\)を次のベクトルで定める。このとき、\(\mathbb{R}^3\)の部分空間\(W=\langle v_1,v_2,v_3\rangle\)の次元と基底を求めなさい。

\(v_1=\begin{pmatrix}1 \\ 1 \\ 0\end{pmatrix},v_2=\begin{pmatrix}-1 \\ 1 \\ 1\end{pmatrix},v_3=\begin{pmatrix}0 \\ 2 \\ 1\end{pmatrix}\)
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