2-2-2 高次方程式(要点)

高次方程式の解き方

高次方程式は因数定理組立除法を活用して解く。

【例題】次の方程式を解きなさい。

(1)\(x^3-1=0\)

(2)\(x^4-7x^2-18=0\)

(3)\(x^3-10x^2+18x+9=0\)

(4)\(x^4-5x^3+6x^2+4x-8=0\)

相反方程式

【相反方程式】

係数が左右対称である方程式を相反方程式という。
偶数次の相反方程式は、\(x\neq0\)であることを確認し、両辺を\(x\)で割り\(\displaystyle x,\frac{1}{x}\)の対称式を作る。
奇数次の相反方程式は、\(x=-1\)を解にもつので、\(x+1\)で因数分解したのち、偶数時の相反方程式になる。


【例題】次の方程式を解きなさい。

\(x^4-7x^3+14x^2-7x+1=0\)

1の3乗根

【1の3乗根】

\(x^3=1\)の解は\(\displaystyle x=1,\frac{1\pm\sqrt{3}i}{2}\)
この虚数解の\(1\)つを\(\omega\)とすると、
(1)\(\omega^3=1\)
(2)\(\omega^2+\omega+1=0\)
が成り立つ。


【例題】\(1\)の\(3\)乗根のうち、虚数解である\(1\)つを\(\omega\)とするとき、次の値を求めなさい。

(1)\(\omega^2+\omega+5\)

(2)\(\omega^6\)

(3)\(\omega^8+\omega^7\)

(4)\(\omega^{100}+\omega^{50}+1\)

メニュー
1章 式と証明

1-1 式と計算

1-2 等式と不等式の証明

2章 複素数と方程式

2-1 複素数と二次方程式

2-2 高次方程式

3章 図形と方程式

3-1 点と直線

3-2 円と直線

3-3 軌跡と領域

4章 三角関数

4-1 三角関数

4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

1章 式と証明

1-1 式と計算

1-2 等式と不等式の証明

2章 複素数と方程式

2-1 複素数と二次方程式

2-2 高次方程式

3章 図形と方程式

3-1 点と直線

3-2 円と直線

3-3 軌跡と領域

4章 三角関数

4-1 三角関数

4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

当サイトに一言
このサイトは個人で作成しており、閲覧者からのコメントを元にサイトの改善、精度を上げていきたいと考えています。
質問・問題のミス・改善要望、問い合わせがあればご連絡ください。

名前[必須]

メールアドレス[必須](メールアドレスが公開されることはありません。)

コメント