6-3-2 定積分(要点)

定積分

【定積分】

\(F'(x)=f(x)\)のとき、\(x\)に任意の数を入れて、その差を求める。
\(\displaystyle \int_a^b f(x)dx=[F(x)]_a^b=F(b)-F(a)\)

これを関数\(f(x)\)の\(a\)から\(b\)までの定積分という。
また、\(a\)を下端、\(b\)を上端という。

【定積分の性質】

(1)\(\displaystyle \int_a^b kf(x)dx=k\int_a^b f(x)dx\)
(2)\(\displaystyle \int_a^b \{f(x)+g(x)\}dx=\int_a^b f(x)dx+\int_a^b g(x)dx\)
(3)\(\displaystyle \int_a^b \{f(x)-g(x)\}dx=\int_a^b f(x)dx-\int_a^b g(x)dx\)
(4)\(\displaystyle \int_a^a f(x)dx=0\)
(5)\(\displaystyle \int_a^b f(x)dx=-\int_b^a f(x)dx\)
(6)\(\displaystyle \int_a^b f(x)dx=\int_a^c f(x)dx+\int_c^b f(x)dx\)


【例題】次の定積分を求めなさい。

(1)\(\displaystyle \int_1^4 2xdx\)

(2)\(\displaystyle \int_{-1}^2(2x^2+3)dx\)

(3)\(\displaystyle \int_{-2}^2(4x^2+3x)dx\)

(4)\(\displaystyle \int_{2}^3(kx^2-x)dx\)

(5)\(\displaystyle \int_{1}^2 2xdx+\int_{2}^4 2xdx\)

積分と微分の関係

【積分と微分の関係】

\(a\)が定数のとき、
\(\displaystyle \frac{d}{dx}\int_a^x f(t)dt=f(x)\)

【例題】次の等式をみたす関数\(f(x)\)と定数\(a\)を求めなさい。
\(\displaystyle \int_a^x f(t)dt=x^2-5x+6\)

メニュー
1章 式と証明

1-1 式と計算

1-2 等式と不等式の証明

2章 複素数と方程式

2-1 複素数と二次方程式

2-2 高次方程式

3章 図形と方程式

3-1 点と直線

3-2 円と直線

3-3 軌跡と領域

4章 三角関数

4-1 三角関数

4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

1章 式と証明

1-1 式と計算

1-2 等式と不等式の証明

2章 複素数と方程式

2-1 複素数と二次方程式

2-2 高次方程式

3章 図形と方程式

3-1 点と直線

3-2 円と直線

3-3 軌跡と領域

4章 三角関数

4-1 三角関数

4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

当サイトに一言
このサイトは個人で作成しており、閲覧者からのコメントを元にサイトの改善、精度を上げていきたいと考えています。
質問・問題のミス・改善要望、問い合わせがあればご連絡ください。

名前[必須]

メールアドレス[必須](メールアドレスが公開されることはありません。)

コメント