【高校数学Ⅱ】3-3-2 不等式と領域|要点まとめ

このページでは、高校数学Ⅱ「不等式と領域」の要点を整理しています。直線・円・放物線を境界とする領域の表し方や、連立不等式による領域、さらに領域内での最大値・最小値の求め方を解説します。

不等式の表す領域

【不等式の表す領域】
不等式を満たす点の集合を、その不等式の表す領域という。

直線と領域

【直線と領域】
(1)不等式\(y>ax+b\)の表す領域は直線\(y=ax+b\)の上側
直線と領域の説明(1) x y O y=ax+b
(2)不等式\(y< ax+b\)の表す領域は直線\(y=ax+b\)の下側
直線と領域の説明(2) x y O y=ax+b

【例題】次の不等式の表す領域を求めなさい。

(1)\(y>x+2\)
(2)\(y\leqq2x-3\)
(3)\(x<3\)

円と領域

【円と領域】
(1)不等式\((x-a)^2+(y-b)^2< r^2\)の表す領域は円\((x-a)^2+(y-b)^2=r^2\)の内部
円と領域の説明(1) x y O
(2)不等式\((x-a)^2+(y-b)^2>r^2\)の表す領域は円\((x-a)^2+(y-b)^2=r^2\)の外部
円と領域の説明(2) x y O

【例題】次の不等式の表す領域を求めなさい。

(1)\(x^2+y^2\leqq4\)
(2)\((x-1)^2+(y+3)^2>9\)

放物線と領域

【放物線と領域】
(1)不等式\(y> ax^2+bx+c\)の表す領域は放物線\(y=ax^2+bx+c\)の上側
放物線と領域の説明(1) x y O
(2)不等式\(y< ax^2+bx+c\)の表す領域は
放物線\(y=ax^2+bx+c\)の下側
放物線と領域の説明(2) x y O

【例題】次の不等式の表す領域を求めなさい。

(1)\(y< -x^2+2x\)

連立不等式の表す領域

【例題】次の連立不等式の表す領域を求めなさい。

(1)\(\left\{\begin{array}{l}y>x-1 \\ y>-3x+2\end{array}\right.\)
(2)\(\left\{\begin{array}{l}x^2+y^2<9 \\ y<2x+1\end{array}\right.\)
(3)\((x+y)(2x-y+4)<0\)

領域の最大値・最小値

【例題】\(x,y\)が\(4\)つの不等式\(x\geqq0,y\geqq0,x+3y\leqq9,2x+y\leqq8\)を同時に満たすとき、\(x+y\)の最大値と最小値を求めなさい。
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