6-2-1 関数の極大・極小(要点)

関数の増減と極値

【関数の増減】

関数\(f(x)\)の値の増減は、
\(f'(x)>0\)のとき、\(f(x)\)の値は増加する。
\(f'(x)<0\)のとき、\(f(x)\)の値は減少する。

【関数の極値】

関数\(f(x)\)において、\(f'(x)=0\)となる\(x\)の値の前後で、\(f'(x)\)が
正から負に変わるとき、\(f(x)\)は極大値になる。
負から正に変わるとき、\(f(x)\)は極小値になる。
極大値と極小値を合わせて極値という。

【例題】次の関数の増減と極値を調べ、グラフをかきなさい。

(1)\(y=x^3-6x^2+5\)

(2)\(y=x^3-3x^2+4\)

(3)\(y=2x^4-8x^3+8x^2\)

三次関数の決定

【例題】関数\(f(x)=x^3+ax^2-9x+b\)が\(x=-1\)で極大値\(8\)をとるとき、\(a,b\)と極小値を求めなさい。

三次関数の極値の条件

【三次関数の極値の条件】

三次関数\(f(x)\)が極値をもつとき、
\(f'(x)=0\)の判別式\(D>0\)

三次関数\(f(x)\)が極値をもたないとき、
\(f'(x)=0\)の判別式\(D\leqq0\)

【例題】\(f(x)=x^3+kx^2+3x+3\)が極値をもたないような\(k\)の範囲を求めなさい。

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1章 式と証明

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2-1 複素数と二次方程式

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4章 三角関数

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4-2 加法定理

5章 指数関数と対数関数

5-1 指数関数

5-2 対数関数

6章 微分と積分

6-1 微分係数と導関数

6-2 関数の値の変化

6-3 積分法

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