【微分積分】8-4-2 不定符号関数の広義重積分|要点まとめ

このページでは、大学数学の微分積分で扱う「不定符号関数の広義重積分」について解説します。絶対収束と広義重積分可能性の必要十分条件を整理し、極座標変換を用いた実践的な計算例題と丁寧な解答・解説を掲載しています。

不定符号関数の広義重積分

【広義重積分可能であるための必要十分条件】
広義重積分\(\displaystyle \iint_Df(x,y)dxdy\)について、以下が成り立つ。
(1)\(\displaystyle \iint_Df(x,y)dxdy\)が収束
\(\ \ \ \Longleftrightarrow\)\(\displaystyle \iint_D|f(x,y)|dxdy\)が収束
(2)\(\displaystyle \iint_Df(x,y)dxdy\)が収束すれば、\(D\)の任意の近似増加列\(\{D_n\}_{n=1}^\infty\)に対して
\(\displaystyle \iint_Df(x,y)dxdy=\lim_{n\to\infty}\iint_{D_n}f(x,y)dxdy\)
が成り立つ。

【例題】次の広義重積分を求めなさい。

(1)\(\displaystyle \iint_D\frac{2x-y}{x^2+y^2}dxdy\)
\(D=\{(x,y)|x\geqq0,y\geqq0\}\)
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